短歌日記 猛獣の短歌

この胸で暴れ続ける猛獣を 魔法の銃で撃ち殺したい

  • 中島敦の『山月記』でいう「猛獣」のようなものが僕の中にもいるような気がする。自分の中の自己嫌悪が癌細胞のように自己増殖して、自己嫌悪を自己嫌悪で上書きし続けているような。この日は人と酒を飲む機会があったのだが、はっきり言って人と会って話をしたりすべきコンディションではなかったと思う。元々社交的でない人間が最も社交的でない状態だったのだから。自分の周囲の人々に対して本当に申し訳ないと思う。